80歳での退職 ご苦労さま !
'会社の役員ならまだしも、一人のパートのおばさんが、80歳の誕生日を機会に退職され、今日会社の仲間と仕事の現場でお別れ会をいたしました。
会社が創業以来25年であり、このおばさんは23年間、雨の日も風の日も、こつこつと毎日勤めあげてきたのです。
仕事の内容は、両切り(りょうぎり)といって、塩漬けされたらつきょうの根っ子の方と茎の方を一粒一粒包丁で丁寧に切り離す仕事なのです。
見た目には、実に簡単なのですが、単純な作業だけに根気のいる仕事なのです。
23年前の、わが社は創業当初であり、今日のお別れ会の時に話をしたのですが、会社にお金はないし、職場環境も整っていなくて、この真冬の朝は、らつきょうを包丁で両切りするには手がかじかむので、朝一番にドラム缶をストーブ代わりにして、山から拾ってきた杉の葉にマッチで火をつけて暖をとるのが社長の朝の仕事だったことをお話しました。
爾来23年間、よく頑張ってこられました。同期ではいつてこられたパートのおばさんたちはいなくなりましたが、当時のことを知っているおばさんたちは、写真を見ればわかるとおり、わんわん泣いてのお別れ会でした。
私は百貨店に行き、これ以上のものはないと思う湯のみ茶碗を選び記念品に贈りました。
お茶を飲む時、会社のことを思い出し、暇があったら遊びに来てください・・・と。
私は今、このブログを書きながら涙を流し、写真を見ながら創業当初を思い出し涙を流しています。
(写真は、涙、涙のお別れ会です。)










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